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病態に応じた低栄養対策学びました(栄養・給食研究部会:その2)

研修会はまず講演①「病態に応じた低栄養対策~心不全、脳卒中、COPD、CKD」がありました。

講師には、ネスレ日本株式会社ネスレヘルスサイエンスカンパニー第二支社九州第三支店の山下誠治さんをお招きしました。

「心不全の場合、安静時でもエネルギー消費が高く、進行するとカヘキシーで筋肉や脂肪が減少し、低栄養に陥りやすい」、「脳卒中発症時の嚥下障害は27〜50%に見られ、低栄養はADL回復や予後に悪影響」、「COPD(慢性閉塞性肺疾患)は、呼吸筋の負担で安静時エネルギー消費が増加。体重減少は予後不良因子」など、それぞれの病態の特徴を踏まえ、それに応じた栄養管理のあり方について、スライドを用い詳しい説明が進められました。

参加者は自施設の利用者の栄養管理状況と照らし合わせながら、熱心に聞き入っていました。

(つづく)

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