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開きました「リハ部会研修会」(その6)

介護老人保健施設サンフローラみやざきの言語聴覚士、茶木友美さんによる研修会の第1部「嚥下障害に対する訓練」。最後に嚥下造影検査(Video Fluoroscopic examination of swallowing:VF)を用いた嚥下の状態について学びました。

まず正常な嚥下の状態を示した上で、「多量誤嚥」の症例が紹介されました。嚥下が弱く、ゼリーが食道入口を通過しなかったり、嚥下音に伴う以異常音が聴こえたり、咽頭に残留した、滑りの良いゼリーを吸気時に多量誤嚥したりする様子が動画で流れると、参加者は身を乗り出して見入っていました。

その後の質疑応答では参加者より個別具体的な質問が相次ぎ、茶木さんはそれぞれに対し、実演も交えながら丁寧に答えていました。

「実際の摂食嚥下の場面では、リハビリ専門職のみならず看護、介護、管理栄養士など多職種の関わりが必要です。今回話したことをそれぞれの現場で活用していただけるといいと思います」と呼びかけて講義を締めくくった茶木さんに対し、会場からは感謝の拍手がおくられました。

(つづく)

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